松尾清隆院長挨拶

このたび令和2年7月1日付で院長職を拝命いたしましたのでご挨拶を申し上げます。平成元年に長崎大学第三内科に入局し、平成3年から国立循環器病センター心臓内科で研修をいたしました。平成8年に同センターのスタッフとしておもに不整脈疾患の治療を中心に、突然死の原因となるブルガタ症候群の臨床研究にも取り組みました。平成10年長崎大学病院に復職後、カテーテルアブレーションやペースメーカーなど不整脈診療を継続しつつ、長崎放射線影響研究所においてブルカタ症候群の疫学調査を実施し学位を取得しました。平成18年からは週の大半を柴田長庚堂病院の常勤医として勤務するようになりました。平成20年4月に島原半島東ブロック救急輪番体制が発足しましたが、島原病院や泉川病院とともに二次救急病院として、その役割を果たしてまいりました。私の仕事のモットーは「役職が上位の者ほど、きつい仕事を担う」ということです。現在、療養病棟入院患者の約半数は私が主治医として受け持ち、包括病棟も毎月多数の新規入院患者を担当しています。今後も管理者の立場ながら現場で先頭に立って働き続ける所存です。これまで長年ご指導ご支援いただいた柴田英徳先生(現理事長)には深く感謝申し上げますとともに、これからも副院長に就任された柴田英貴先生はじめ全職員一丸となってよりよい医療を実践してまいりたいと存じます。